代理婚活が上手くいかないケース

代理婚活が上手くいかないケース

代理婚活をするにあたって注意いただきたいこと、代理婚活で上手くいかないケースについてお伝えさせていただきます。ぜひチェックして同じ轍を踏まないようにしてくださいね。

子どもは親の自己実現のために存在しているのではない

代理婚活で多いのが、親側の子どもへの思いが強すぎて、それが子どものためというより、ご自身のためであるケースです。

親が子どもの幸せを願うのは当然のことですが、それが行き過ぎてお子さまの将来を縛っていたり、考えを決めつけてしまっていませんでしょうか。
代理婚活でご相談いただくケースでは、ご子息、ご令嬢が30代、40代であることが多いのですが、お相手の条件に対して、大変厳しい設定を要求される方がいらっしゃいます。
ご子息で高学歴であればあるほど、その傾向が強いようです。
婚活されているのが、お子さま側であれば、もう少し条件を柔軟に設定しましょう、とご提案もできるのですが、親御さまの場合、頑として条件を譲られない場合が多いのです。

しかし、実際に結婚するのはお子さまの方です。高いステータスの方と結婚して欲しいという気持ちは分かりますが、高いステータスだからといって、結婚生活が幸せになるという保証はありません。

しかもお子様はもう成人して立派に仕事をされている方なのですから、ご自身でしっかりと将来を考えることができるはずです。それを親御様が〇〇でなければ、〇〇であるべき!と制限してしまっては、お子様の未来も制限することになってしまいます。こうなると、なかなかお見合い自体が成立しません。

代理婚活はあくまでもきっかけづくり

代理婚活はあくまでも、きっかけづくりであって、その後の判断はお子さまの意思を尊重し、最終決定はお子様にゆだねましょう。

最後の決定まで親御さまが強引に出てきてしまいますと、例えそれで結婚されたとしても結婚された後もおそらく上手くいかないでしょう。結婚は二人の問題ですので、基本的に親は見守るというスタンスとし、よほど困ったと相談されたときに助ける、という形が良いでしょう。